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猫の性格は毛柄で決まる? 大学で調査 飼い主との相性も

「茶トラはおっとり」「黒猫は甘えん坊」……。猫は毛柄ごとに性格が違うと言われます。でも、本当でしょうか? それを真面目に調べた研究があります。その調査を指導した元東京農業大学教授で、『トラねこのトリセツ』(東京書籍)などの監修がある動物学者の大石孝雄さんに説明してもらいました。飼い主との相性についても傾向があるそうです。

(末尾に写真特集があります)

調査は、東京農業大学で首都圏の飼い猫244匹を対象にして飼い主にアンケートして、2010年にまとめたそうです。「おとなしい」「おっとり」「甘えん坊」「気が強い」など17項目について、それぞれ5段階で評価してもらったものです。

茶トラ、茶トラ白、キジトラ、キジトラ白、ミケ、サビ、黒、黒白、白の9種類に分けて、平均値を出しました。数字が大きいほど、その性格の傾向が強いと考えられるそうです。

茶トラなど、猫の毛柄と性格。数字が大きいほど、その性格の傾向が強いという(「トラねこのトリセツ」から)
茶トラなど、猫の毛柄と性格。数字が大きいほど、その性格の傾向が強いという(「トラねこのトリセツ」から)
ミケなど、猫の毛柄と性格。数字が大きいほど、その性格の傾向が強いという(「トラねこのトリセツ」から)
ミケなど、猫の毛柄と性格。数字が大きいほど、その性格の傾向が強いという(「トラねこのトリセツ」から)

「穏やかな茶トラ」は初心者向き

トラ柄は毛色によって性格が少し異なるといいます。中でも「茶トラ」はフレンドリーで飼いやすいようです。

「トラの毛柄に共通するのは『甘えん坊』な面です。茶トラはわかりやすい結果で、『おとなしい(3.6)』『おっとり(3.6)』『温厚(3.3)』が、他の毛柄に比べて高く、『攻撃的』な面が一番低い。食いしん坊でもあるので、“おなかすいた”と上手に甘えながら人と共存してきたのかもしれません。穏やかな『茶トラ』は初めて飼う方に向きそうですね」

トラの中でも「キジトラ」は原種とされるリビアヤマネコに似ていて、野生の本能がもっとも色濃く残っているといわれます。

好奇心旺盛といわれるキジトラ白
好奇心旺盛といわれるキジトラ白

「キジトラとキジトラ白は、『人なつこい』『好奇心旺盛』『賢い』面が目立ちます。キジトラの毛柄は、身を隠すのに好都合で自然界で生き延びやすく、ハンターとしても優れています。その利点がイエネコにも引き継がれたのでしょう。ただし、茶トラ同様『食いしん坊』なので肥満しやすい面も。サバトラのデータはありませんが、経験から、キジより消極的な場合が多いようです」

ちなみに野良猫と放し飼い猫の調査では、510匹のうち約55%がトラ猫で、キジ(白含む)は164匹、茶トラ(白含む)は107匹。キジとトラの比較ではキジが倍(74:36)で、キジトラは全体でも32%を占めたといいます。

お嬢様気質だとされるミケ
お嬢様気質だとされるミケ

「ミケはお姫様、白猫は賢い」

ミケは遺伝子の仕組みからほぼメスに限られ、オスは3万匹に1匹しか生まれないとされています。

「ミケは人の好き嫌いがはっきりしていてマイペースなタイプが多い気がします。『甘えん坊』や『賢さ』が目立つ一方で、『気が強い』面も。わが家でもミケはパンチが得意で、猫からも人からも一目置かれる存在(笑)。毛柄の遺伝子から見るとミケに近いのがサビ(茶と黒のニケ)で、この毛柄もほぼメスのみ。サビはミケよりわがままで、『臆病』な傾向があります。ミケやサビとの付き合いは、お姫様に“仕える”楽しみがあると言えるかもしれませんね」

ハチ割れなど、ブチ模様の猫は、色の割合で性格も違ってくるといいます。

「全体的にキジの結果と似ていて、ある意味、猫らしい猫、と言えるでしょう。口元にハートがあったり頭にかつらのような模様があったり、模様の大きさの違いが性格に影響を及ぼします。白い部分が多いブチ猫は、単色の白猫の性質に似ているかもしれません」

同じ単色でも、白猫と黒猫では性格に違いがあるそうです。

「白猫で目立つのは『賢い』こと。自然界で、目立つ白い色で生き残るためには、慎重さ=賢さが必要なのかもしれません。同じ単色でも黒猫は『甘えん坊』な子が多いようです。黒猫はもらい手探しが大変という話も聞きますが、一度飼うと魅力にハマるようです。幸運のお守りという説もありますよ」

自然界で生き延びるために賢くなった?白猫
自然界で生き延びるために賢くなった?白猫

人との相性もそれぞれ

飼い主のライフスタイルによって、合う猫と合わない猫がいるそうです。

「たとえば1人暮らしや共働きなどで一緒にいる時間が少ない場合は、活発すぎる猫より、おっとりした傾向の猫と暮らすほうが良いのかもしれませんね。臆病で神経質な傾向の猫は、騒がしい環境よりは静かな家の方が向くでしょう」

猫の性格によって、飼い主に求められる資質もあるそうです。

「甘えん坊な性格の猫とは、しっかりコミュニケーションをとってあげてください。気分屋の猫の相手をするには、飼い主さんにもある程度の余裕が必要かもしれませんよ」

個々の猫が持つ性格を見きわめて飼い始めることも可能です。

「成猫は性格がわかりやすいので、最近では譲渡会などでおとなの猫を迎える人も増えていますね」

◆飼い主の傾向と、相性の良さそうな猫の例

・甘えて欲しい ◎トラ猫全般、ミケ、黒、黒白
・猫と遊びたい ◎キジトラ、キジトラ白、黒、黒白など
・野生の本能を楽しみたい ◎キジトラ
・面倒見がいい ◎白
・のんびりおおらか ◎黒
・仕事で忙しくマイペース ◎ミケ
・猫と適度な距離を希望 ◎サビ
・1人暮らしや大人だけ ◎サバトラ、白
・初めて猫を飼う ◎茶トラ、茶トラ白

性格には個体差、環境も影響

なお、猫の性格には個体差があり、生まれ育った環境や、飼い主との関係からも影響を受けるといいます。また、猫の毛柄と性格の関連性については、色素を形成する遺伝子と感覚機能や行動、神経機能に関わる遺伝子との関係などが推測されていますが、詳しく解明されているわけではないそうです。

初めて飼った子猫 なじんだと思った瞬間に「シャーッ!」

初めて飼う子猫。猫好きとはいっても、とまどうことも多い。トライアル中になじんだと思った子猫がいきなりシャーッと威嚇してきた。

奈良県内の倉庫内にいた子猫の兄弟が個人ボランティアに保護され、インターネットで譲渡先の募集がかけられた。

実家の猫に似た子猫

京都府の新谷さんは、結婚して初めて京都で暮らしていた。夫は出張が多く、一人で過ごす時間が長く寂しかったこともあり、猫を飼いたいと思い、半年ほど探していた。夫婦とも実家には犬や猫がいたが、自分で世話をしたことがなかった。「本当に責任をもって育てられるか」と夫は心配していたという。

ネットで、実家で飼っていたキジ白ハチワレの猫に似たかわいらしい子猫を見つけたのは、そんな頃だった。

「一目ぼれでした。『こんな子がいるけど、どう?』と、主人に写真を見せたのですが、可愛いなと言ってくれて」

2008年6月、生後4カ月の子猫を譲渡してもらうことになった。「カリン」と名付けた。

メイドさんのコスプレはいかが?
メイドさんのコスプレはいかが?

トライアルでまさかの反応

カリンをトライアルで家に迎えた時、仕事を1週間休んで様子をみていたという。

「最初はすごく怖がっていて物陰に隠れていましたが、トイレはすぐに使っていました。2日目くらいにはかなり家に慣れてきて、ご飯も食べてくれました。でも、膝の上に乗って眠っていて、その後目覚めて下に降りて遊んでいた時、急にシャーッと言って威嚇してきたんです」

慣れてきたと思った時に起きた、まさかの出来事。「どうしたらいいんだろう」と泣いてしまったという。

それでも「譲渡してくれたボランティアさんが、いろいろ相談に乗ってくれました。トライアル後もやりとりしていたので、乗り切れました」

初めての猫に最初は不安げだった夫も、実際に子猫カリンを迎えると、すぐにメロメロになった。

生後4カ月で迎えたカリンも、今では11歳。シャイで甘えん坊、お姫様のような性格だという。その後に迎えた猫も同居しているが、カリンはとにかく自分が一番じゃないと気が済まない。それでも新谷さんが好きなコスプレにはよく付き合ってくれるという。

千葉の九十九里で犬も一緒に泊まれるリゾートホテル『&WAN九十九里』

関東が誇る人気海水浴スポット、九十九里浜に2017年7月オープンした地中海リゾート風ホテル【&WAN九十九里】のご紹介です。

 

&WAN九十九里の公式動画ムービー☆彡

 

 

 

雄大な九十九里浜を臨むオーシャンビューとプライベートドッグラン付きのラグジュアリーなお部屋で愛犬と一緒に至れり尽くせりの時間を過ごすことができます♪

 

愛犬と一緒に泊まれるお部屋はプライベートドッグラン付き!

 

1階のプライベートドッグラン付ルームの室内風景

 

 

1階は、プライベートドッグラン付ルーム。

 

約30㎡のゆったりとしたお部屋に25~45㎡のドッグランが併設。人目を気にせず、愛犬が芝生で駆け回る姿を見ながら憩いの時間を過ごすことができます。

 

2階にはオーシャンビュー/スカイビュー テラス付ルーム。

 

約10㎡の屋上テラス付ルーム、階段を上がると目を奪われる圧巻の九十九里の絶景オーシャンビューが広がっています。

 

ドッグランはあらゆるシチュエーションでも楽しめる♪

 

ヤシの木がレイアウトされ、リゾート地を彷彿とさせる広大な天然芝のドッグラン風景

 

 

その1, 敷地面積約1000㎡の全面芝生の共有ドッグラン

 

その2, 1階のお部屋は一度は泊まってみたい完全プライベートのドッグラン!

 

その3, 2階はオーシャンビュー&スカイビューを眺めながらの宿泊!

 

その4, ホテルに隣接する海岸線に広がる天然の砂浜ドッグラン!

 

その5, 雨が降っても楽しめる、55㎡の屋内ドッグランも完備!

 

 

お料理はフレンチ歴30年の熟練シェフによる高級フレンチ!

 

豪華ディナーの写真&犬が美味しそうに食事する風景

 

ディナーは地物のお魚や野菜、フルーツを活かした至福のコース料理が堪能できます。

 

もちろんワンちゃんにも豪華な食事が!

 

ペット栄養管理士さんが監修の愛犬用フレンチが用意されています♪

 

・小サイズ(小型犬向け) 1,000円/皿
・大サイズ(中~大型犬向け) 1,300円/皿
※愛犬用フレンチの御注文は,宿泊日の3日前までに電話が必要です。

 

 

場所は白幡・井之内海水浴場の入口すぐそば♪♪

 

車の場合

 

圏央道、千葉東金道路「東金I.C.」出口からおよそ30分。「山武成東IC」出口からは約20分の距離にあります。

 

電車の場合

 

JR成東駅よりバスに乗り換え、「白幡納屋」で下車、バス停より徒歩約5分。
※東京方面からは東京駅からで1時間半のアクセスの距離にあります。

 

その他、公共交通機関でアクセスする方法

 

JR総武本線「成東駅」から、ちばフラワーバス(海岸線)に乗り換え、「白幡納屋」バス停から徒歩5分のルートも♪

 

 

庭先のプライベートドッグランで遊ぶワンちゃんたちの風景

 

 

愛犬と一緒にオーシャンビューを眺めながら最高のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?一泊二食付きスタンダードプランは、公式HPからの予約限定で、愛犬の宿泊料金が無料になるのでお得です♪♪

猫の医療を変える「人工血液」 輸血用の「供血猫」が不要に

慢性的な輸血用血液の不足に悩まされてきた動物医療現場に革新的変化が起きつつある。人工血液の開発だ。猫用は実用化まであと一歩の段階までこぎ着けている。

2018年3月、猫医療界に画期的な朗報が飛び込んできた。「長年の夢」だった猫用人工血液(赤血球代替物)の開発に、中央大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共同研究チームが成功したのだ。

「未踏の領域に足を踏み入れている感じです」

中央大学理工学部応用化学科の小松晃之教授は、そう心境を打ち明ける。

人工血液の実用化は、ヒト、動物を問わず国内で前例がない。新薬認可基準など、実用化に向けた今後の課題を全て見通すのは困難なのが実情だ。これは今回の研究成果が「革新的な発明」である証左ともいえるのだが、小松教授はあえて「5年以内」の実用化を目指したい、と意気込む。深刻な輸血用血液の不足にあえぐ動物医療現場の現実を知るがゆえだ。

ペットの高齢化や肥満化が進み、猫の輸血頻度も増加傾向にある。しかし、動物医療の現場では十分な体制が整っておらず、命を落とす例も少なくない。

人工血液の実用化を目指す中央大の小松晃之教授=中央大の研究室
人工血液の実用化を目指す中央大の小松晃之教授=中央大の研究室

備蓄システムはない

人間の場合、献血システムがあり、日本赤十字社の血液センターから輸血に必要な血液を入手できるが、動物用血液の備蓄システムはそもそも存在しない。輸血が必要な場合、各動物病院がドナーを探し、血液を準備しなければならない。血液は長期間保存するのが難しいため、輸血用の血液を提供してくれる「供血猫」をあらかじめ飼育している動物病院もある。

この難題の解決に寄与すると期待されているのが、人工血液の開発だ。人工血液が病院内に常備され、いつでも供給できる体制が確立されれば、ドナーの確保も血液適合性試験も不要になり、輸血に伴う負担は大幅に緩和される。保存安定性にすぐれた製剤であれば、緊急時の対応も万全となる。

ヒトも猫も血液は多くの成分からなり、それぞれが重要な働きを担う。血液中で酸素を全身に運ぶ役割を果たしている赤血球は、けがや手術で出血したり、血液の病気などで貧血に陥ったりした際、最もニーズの高い輸血用の血液成分だ。その需要に応えようとしているのが、小松教授らの研究グループとJAXAが今回、開発に成功した「赤血球の代替物となる人工酸素運搬体」である。

小松教授はもともと人体向けの人工血液の開発・研究に取り組み、2013年にヒト用の「赤血球の代替物となる人工酸素運搬体」である「ヘモアクト」という製剤の合成に成功した。この成果に大きな関心を抱き、13年に共同研究を持ち掛けたのがJAXAだ。国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の無重力状態では、タンパク質の高品質な結晶がつくりやすくなることを利用し、ヘモアクトを構成する成分の形状を明らかにすることで、研究に貢献できるのではないか、と考えたのだ。

ヒト用ヘモアクトを猫用として使用するためには、赤血球の中に含まれるタンパク質(ヘモグロビン)に結合しているヒト血清アルブミンを猫血清アルブミンに置き換える必要がある。しかし、猫血清アルブミンは猫の血液(血清)から採取しなければならないため、製造に十分な量を確保することはできない。この問題を解決するには、遺伝子工学によって猫血清アルブミンを新たにつくりだし、これを原料とすることが必要となる。

「きぼう」棟内でタンパク質結晶生成装置に実験サンプルを設置する大西卓哉宇宙飛行士(JAXA提供)
「きぼう」棟内でタンパク質結晶生成装置に実験サンプルを設置する大西卓哉宇宙飛行士(JAXA提供)

立体構造の特定に成功

そこで小松教授らの研究グループは、遺伝子組み換え技術を用いて猫血清アルブミンを人工的に産生。この猫血清アルブミンを、JAXAが「きぼう」で結晶化し、得られた結晶から立体構造を特定することに成功した。立体構造は、その分子の働きや特性を理解するうえで重要な情報を含んでいる。短期間での成果は、地上と宇宙の実験室の高度な連係プレーのなせる業だ。

構造が明らかになった猫血清アルブミンを用いてつくった猫用ヘモアクトは、猫の人工酸素運搬体(赤血球代替物)として機能し、粉末で長期間保存でき、血液型がないため拒絶反応も起きない。

一般社団法人ペットフード協会によると、17年に国内で飼われている猫は推計953万匹。市場に供給するには、大量生産が可能な製造技術を確立する必要があるが、今回開発した猫用ヘモアクトの原料は、ヘモグロビンと遺伝子組み換え猫血清アルブミンと市販の試薬のみ。合成が容易なことは実用化に向けての最大の利点だ。小松教授は言う。

「少子高齢化の影響で、人間の輸血用血液も10年後には約85万人分が不足すると言われています。慢性的に輸血用血液が不足している現在の動物医療現場の状況に、10年後の人間の医療現場の姿を重ねて見ることができます。ヒト用、動物用を問わず人工血液を一日も早く供給したいですね」

一方、JAXAの小川志保・きぼう利用センター長は「猫血清アルブミンの構造を、『きぼう』での宇宙実験を通じて明らかにすることができました。今回の研究成果が一匹でも多く猫の命を救うことにつながれば、こんなにうれしいことはありません」と話す。

小松教授の研究室で日々取り組まれている人工血液の研究開発
小松教授の研究室で日々取り組まれている人工血液の研究開発

しのぎ削るベンチャー

動物用人工血液(赤血球代替物)の開発は、バイオベンチャーもしのぎを削る。

小動物の遺伝子検査の受託業務や細胞療法の技術支援を行っている「ケーナインラボ」(東京都小金井市)は、早稲田大学が20年以上蓄積してきたヒト用人工赤血球の開発技術を応用した、動物用人工赤血球の開発事業に2年前に着手。奈良県立医科大学の酒井宏水教授との共同研究によって、5年以内の実用化を目指す。同社の山口智宏代表は言う。

「牛の赤血球から酸素の運搬機能を持つヘモグロビンを精製し、そのヘモグロビンを脂質膜で包み込むことで、赤血球と同等の酸素運搬機能を保持しながらヘモグロビンの副作用をなくす技術を既に確立しています」

主な特徴は、「血液型がない」「感染性がない」など。小松教授らのグループが開発した赤血球代替物との最大の違いは、「異種動物への投与が可能」な点だ。動物用製剤として開発に成功すれば、犬でも猫でも投与できる。

人工血液の実用化に向けた動きに、医療現場の期待も膨らむ。

成城こばやし動物病院(東京都世田谷区)の小林元郎院長はこう話す。

「近年、医療技術の高度化と、治療効果への期待の増大、救急診療施設等のインフラの充実によって、輸血のニーズは確実に高まっています。しかし、いざ輸血となっても、各診療施設の努力、飼い主間のネットワークによってドナーを募集し、急場をしのいでいるのが現状です」

造血器の疾患、慢性腎不全の末期等により長期に多量の血液が必要となる症例には適さない仕組みなのだという。

「ヒト医療同様の血液供給があれば、救える命も格段に増えます。人工血液は動物医療現場にとって朗報となることは間違いなく、実用化に大いに期待しています」(小林院長)

愛犬・愛猫の健康状態に寄り添う動物病院専用サービスが誕生

ペットの長寿化に伴い、慢性疾患を抱えるペットの数も増加傾向にあるという。そんな中、動物病院での診察をもとに、病状に応じたフードを正しく購入できるネスレ ピュリナ ペットケアの動物病院専用サービス「ピュリナ プロプラン ベッツサポート」が関西でスタートした。今年から導入している南大阪動物医療センターの吉内龍策先生に、長寿時代の健康づくりと栄養管理について聞いた。

健康で長生きするには、定期的な診察が欠かせない

「かかりつけ獣医師と適切な栄養管理をすることが大切です」と話す吉内先生
「かかりつけ獣医師と適切な栄養管理をすることが大切です」と話す吉内先生

南大阪動物医療センターでは、動物たちのQOL(生活の質)を重視した治療を提案する。病院長の吉内龍策先生は、ペットの生活環境や治療の選択はオーナーのライフスタイルによって異なるため、定期的な診察で体調をチェックし、丁寧にヒアリングするという。「長寿に伴う慢性疾患が増える中、健康づくりと疾病管理は両輪で捉える必要があります。かかりつけ獣医師をもって、二人三脚で取り組んでいただきたいですね。いつまでも長く一緒に暮らすには、やはり動物病院にかかることが大事です。病院に苦手意識を持つ子のオーナーからは来院のハードルが高いという話も聞きますが、小さい頃から人に慣れさせて社会化を促したり、キャリーの中でおやつを与えて移動のストレスを和らげたりと、状況に応じたアドバイスもしています。困ったことはお近くの動物病院で相談してください」

療法食は獣医師に相談し、体調をみながら栄養を管理

人と同様に、ペットの健康も食が基本
人と同様に、ペットの健康も食が基本

フードの充実もペットの長寿を後押しする重要な要因だ。吉内先生はこの20年ほどの間にペットの食が多様化し、研究・開発が進んだと明かす。「健康なペットが食べる総合栄養食は配合される栄養バランスが工夫されていますし、獣医師が疾病に合わせて食を指導管理する療法食も細分化されるようになってきました」。オーナーがフードを選ぶ上で大切なのは、エビデンス(科学的根拠)に裏打ちされた栄養学的に正しいものを与えることだという。

特に療法食は総合栄養食と比較して栄養に特性を持たせているだけに、手に取る時は注意が必要になる。「時々、定期的な診察を受けず、『いつもこれを勧められてきたから大丈夫だろう』と自己判断で購入し、与え続けてしまうオーナーがいます。体の状態に適していないフードは、思わぬ健康被害を生じさせることを覚えておいていただきたいですね」

吉内先生が例に挙げたのは、猫に多い尿路疾患。対応するフードは高カロリー設計のものが多く、獣医師の診断なしに何年も食べさせ続けた結果、尿の調子は一定の状態を維持できていても糖尿病を発症していたというケースだ。「獣医師の診察・アドバイスがあってこその療法食です。獣医師ときちんとコミュニケーションを取って一緒に栄養管理ができていれば、慢性疾患を持つペットとも長く暮らすことができるでしょう。定期的に診察を受けることでその子に合ったフード選びの方向性やポイントを都度確認できます。半年から年に1度は通っていただきたいですね」

オーナーと獣医師の連携でQOLの高い幸せな暮らし

公式HPを見せながら栄養の特性を説明。「エビデンスの表示がわかりやすくオーナーもイメージがわきやすい」と吉内先生
公式HPを見せながら栄養の特性を説明。「エビデンスの表示がわかりやすくオーナーもイメージがわきやすい」と吉内先生

南大阪動物医療センターが今年導入したネスレ ピュリナ ペットケアの動物病院専用サービス「ピュリナ プロプラン ベッツサポート」は、獣医師が製品購入期限を設定したフードをオーナーがオンラインで購入し、ネスレから自宅へ直送されるシステムだ(下図)。

オーナーとかかりつけ獣医師の双方にメリットがあると吉内先生は語る。「療法食の原点とも言える、栄養サポートが手厚くできるのが魅力ですね。これまで、オーナーの療法食に対する考え方は『これを与えておけばいい』というように、どうしても『モノ』が中心になりがちでした。しかしペットの体調に応じた栄養管理を知ることで『うちの子は腎臓病の中期に差し掛かるからリンとタンパクを抑えたフードが適している』と健康状態を軸に内容を選ぶ『意識』に変わります。また、スマートフォンで購入できて直送される手軽さもいいですね。大きな袋を持ち運ばなくて済むので、高齢のオーナーにもうれしいことだと思いますよ」

一方の獣医師は細やかな栄養指導のほか、どんなところに価値を感じるのだろうか。「病状に応じてスムーズにフードを切り替えられることですね。一定期間のみ有効だというのもポイントで、健康被害が生じるリスクを下げられるのもいいと思います。製品を持たなくてもよいので、在庫管理やスペースの問題から解放されるのもありがたいです」

疾病を管理する上で、これからますます重視されるというフード選び。吉内先生はこのシステムの対応製品「ピュリナ プロプラン ベテリナリーダイエット」について、エビデンスをしっかり示す点にこだわりを感じると語る。「きちんと栄養管理を指導したいという獣医師の思いに応えるフードですね。こういった仕組みを活用しながらオーナーと獣医師がきちんと関わり合うことで、ペットのQOLは高まります。幸せな暮らしを支える一助になるのではないでしょうか」

禁断の扉を開けてしまった2匹の猫 夜中の大運動会で走る!

みなさんが飼っている猫ちゃんたちもいろいろな「特技」をお持ちでしょう。

今回は、わが家の兄猫ジャッキーのちょっとした特技を紹介します。そしてその技を使い、弟猫きなことの「大冒険」の日々が始まったのです。

今年の4月、居間のソファに座っていると、玄関に通じる扉から、ガチャン、ガチャンとものすごい音が聞こえてきた。驚いて見に行くと、扉の下にジャッキーがチョコンと座っている。

ん? なんだろう? またしばらくすると、ガチャン、ガチャン。あわてて見に行くと、ジャッキーの背より高い位置にある扉のノブにジャンプして前足を引っかけ、一生懸命下げていた。まさかのことに妻とおなかを抱えて大爆笑。

しかし、「この長い物(ドアノブ)を下げれば扉が開く」ということを理解したことにびっくりした。これまでの人生でほとんど猫を絶やしたことがない妻も、「扉を開ける猫は初めて!」と感心しきり。日ごろから私たちの動作を観察していたのかな? ふだんおっとりして、何でもきなこにとられちゃうジャッキーだけど、こんなに頭が良かったとは……。僕たちは、ジャッキーの才能を見くびっていたようだ。

さて、ノブを下げることはできても、次の段階の「開ける」ところまではいけない。果たして開けることに成功するのか…。その日以降、ジャッキーの「挑戦」が始まった。

後ろで見守る弟猫がいじらしい

扉開け②ドアノブにとびつき…
扉開け②ドアノブにとびつき…

約1週間後。まず、ジャンプしなくても扉の枠に後ろ脚を掛ければ、簡単にノブまで届くということに気づいて、扉を少し開けることに成功した。だが次の瞬間、ドアノブを手前に引くことができず押し返してしまい、せっかく開けた扉が残念ながら閉まってしまった。ジャッキーの残念そうな後ろ姿が、いじらしい。ジャッキーの後ろでは、いつも弟猫のきなこが興味津々、成功を祈るかのように見守っている。

それから1週間ほどしたある日、扉を少し開けた状態で、ノブにぶら下がったまま、横の壁をキックし出した。そうすれば、キックした足を起点に、扉が開くことに気づいたようだ。何度かキックを繰り返し、ついに成功! 2匹うれしそうに、玄関に続く廊下をタッタッタッと快走した。

扉開け③右脚を壁に引っかけ…
扉開け③右脚を壁に引っかけ…

その日以来、ジャッキーにとって扉を開けるなんてお手の物。毎晩のように「夜中の大運動会」が始まった。扉を開けるとすぐに、家族の寝室や僕の書斎(というか、荷物置き場?)、洗面所やトイレがある。夜中になると、ドタバタ、バタバタッ、バキッ! 宅配の段ボールや僕の取材資料を踏み散らかして疾走する。おかげで僕たちは、ただでさえこの夏の酷暑で寝苦しいのに、追い打ちをかけるように睡眠不足の日々が続いた。

扉開け④開いた~~
扉開け④開いた~~

ガラス越しに会っていたころが懐かしい?!

ある朝のこと。僕が寝室を出ると、玄関の方から何か気配を感じる。何かが光っている。きなこだ! 玄関の靴の上に、うれしそうに座っている。はっと居間の扉を見ると、やはり少し開いている。あれ、ジャッキーは? 書斎の扉を開けると、取材資料が入った段ボールの上で、まったりしていた。これまではいろいろな事情で、居間や食堂、客間で2匹を生活させていた。彼らにとっては、新しい世界が楽しくてしょうがないのだろう。

ジャッキーときなこの大冒険は、夜中だけではない。妻のことが大好きなジャッキーは、妻がお風呂に入ると寂しがって、扉を開けて洗面所まで来る。ちょこんと浴室の前に座り、妻が出てくるのを待つ。トイレに行くときでさえ、来ることもある。いまは会いたい人に会うことができる。本人たちは、幸せなのだろう。

ただ、こちらも手をこまねいているわけにはいかない。対策をいろいろ考えた。まず、ドアノブにタオルを巻いて、引っかけづらくした。最初のうちは、苦戦していたが、そのうちタオルをドアノブから外し、難なくクリア。こちらも負けていられない。今度は、居間の扉の前にぴったり「防止柵」を立て、開けられないようにした。さすがのジャッキーも、これにはお手上げだった。でも、ちょっと油断して、防止柵を置き忘れたり、扉と隙間があったりすると、難なく扉を開けてしまう。

これまで仕事から帰ると、居間の扉のガラス越しに、ジャッキーときなこが、ニャア~とお出迎えしてくれた。このガラス越しの「仕切られ感」が切なく、胸がキュンとした。でもいまは、扉を開けて玄関まで来てしまう。本来なら直接会えてうれしいはずなのに、何か彼らに会える感動が薄まってしまった。人間ってつくづく勝手な生き物ですね。でもジャッキーときなこが幸せなら、それでいい。最近は、そう思うようにして、夜中の疾走も黙認している。

パソコンや資料に猫! 邪魔されず作業でき、猫もうれしい解決策

猫がパソコンのキーボードの上に乗ってきて作業できない――。そんな悩みを持つ飼い主は多いのではないでしょうか。パソコンに限らず、新聞や雑誌を広げているとき、ちょうど読んでいる場所に座り込まれてしまうことも多いものです。可愛いけれど、ちょっと困りますね。どうしたら邪魔をされずに済むか、猫との快適に暮らす家づくりを提案する建築家の金巻とも子さんにうかがいました。

猫は一緒にいたいだけ

「猫は必ずしも、飼い主の仕事を邪魔しようとしているわけではないんです」

そう金巻さんはいいます。

「パソコンに向かう飼い主は、少し前かがみになった状態で長い時間を過ごすので、猫にはリラックスしているように見えてしまいます。リラックスしている飼い主のそばにいることは、猫にとって一番くつろげる状態なので、一緒にいたいだけなんです」

また、猫は好奇心が旺盛なので、飼い主が何をしているのか見たいという理由もあるのだそうです。

椅子の上から飼い主の作業を見下ろすのがお気に入りの猫
椅子の上から飼い主の作業を見下ろすのがお気に入りの猫

飼い主を見られる居場所を作ってあげる

邪魔されないためには、すぐそばに猫の居場所を作ってあげるのが効果的だといいます。

「たとえば、パソコンの横に、菓子折りなど、猫が入りやすいサイズの箱を置いてあげると、猫はキーボードの上ではなく、その箱に入ってくつろいでくれます。邪魔でなければ、普段使っているベッドを置いてもOKです」

机に猫のスペースを作れない場合は、すぐ近くの棚などに場所を空けてあげるのもよいそうです。

猫の居場所を作ってあげると邪魔されない
猫の居場所を作ってあげると邪魔されない

「猫はすぐ近くで飼い主を見ていたいので、高さに気をつけてあげてください。飼い主と同じ目線か、少し見下ろす高さがよく見えるので理想的です。最低でも机よりは上の位置に居場所を用意してあげましょう」

すぐそばにキャットタワーを置くのも良い方法です。その場合は、飼い主の作業がよく見えるように方向にも注意してあげましょう。

猫は飼い主や家族が何かをしているところを観察するのが大好きです。安心して見ていられる居場所を作ってあげれば、集中を邪魔されることは少なくなるはず。それでも、お腹が空いたときや構ってほしいときには飼い主の視線の前に出てくるので、こうした場合は対応してあげましょう。

犬が飼い主にもたれかかる心理5つ

犬が飼い主にもられかかる心理

寝転ぶ飼い主の横で寝転ぶ犬

 

1.信頼しているから

犬が飼い主にもたれかかり体重を預けている場合は、飼い主を信頼している証拠だと言えます。飼い主を信頼しているからこそ、自分の体重を預けて飼い主にされるがままにされてもいいと思っているのかも。また、信頼しているという気持ちを見せるために、もたれかかっているのかもしれませんね。

 

2.安心しているから

犬が飼い主にもたれかかっているのは安心を感じていることで、無意識に飼い主に寄りかかっているのかもしれませんね。安心しているからこそ、信頼しているからこそ、近くにいると思わずウトウトとしてしまい、気づかないうちにコテんと眠りについてしまった!そんな事情がそこにはあるのではないでしょうか?

 

3.飼い主と少しでも一緒にいたいから

ソファーに座る飼い主にもたれてくつろぐ犬

 

飼い主にもたれかかるということは、密着をしているということ。すなわち、飼い主と少しでも一緒にいたい、もっと寄り添っていたいという気持ちが大きいため、飼い主にもたれかかっているのかもしれませんね。飼い主にもたれかかることで、飼い主の香りをより身近に感じられるだけではなく、飼い主と寄り添えることに喜びを感じているのかも。

 

結果的に体を預けてもたれかかる姿にはなっていますが、実は飼い主と少しでも一緒にいたい、飼い主をもっと近くで感じたい、そんな深層心理からもたれかかるという行為に至っているのかもしれませんね。

 

4.不安なことがある

もられかかるだけではなく、何かを怖がるように震えている場合は、もしかしたら何らかの不安要素を感じて怯えているのかもしれませんね。不安なことがあるため、信頼できる飼い主様に寄り添い、心を落ち着かせようとしているのかもしれません。

 

人間でも犬でも怖いことがあったり、不安な気持ちが心の中を支配したりしているときは、どうにかして自分を安心させようという心理が働きます。その心理が働いた結果、誰よりも信頼し、何かあったら必ず守ってくれる飼い主に寄り添うという選択をしているのかもしれませんね。誰よりも、何よりも安心な飼い主の近くにもっとよりたいという気持ちから、もたれかかられているのかも。

 

5.抱きしめている

暖炉の前でくつろぐ飼い主にもたれる犬

 

犬が飼い主にもたれかかる行為は、人間でいうところの抱きしめるのと同じ行為なのだと言われています。犬は抱きしめるという愛情表現を見せることはほとんどありませんが、飼い主にもたれかかることで愛情表現をしているのかも。体を預けられるほど好きだよ、信頼しているよ、愛しているよという気持ちを伝えようと思っても、言葉が喋れないので難しいです。

 

その代わり、体を使って愛情表現をしたり自分の気持ちを伝えようとしたりしてくれるのが、犬のかわいいところです。もたれかかり、上目遣いでこちらを見つめてくれる愛犬を見かけたら、愛情を伝えるためにギュッと抱きしめながら「大好きだよ」と愛情を伝えてあげてはいかがでしょうか。

 

まとめ

横になった犬を抱きしめる女性

 

犬が飼い主にもたれかかる理由は様々ありますが、そこには「飼い主への愛情」が隠れていることがほとんどです。飼い主が大好きだからこそ、信頼している証としてもたれかかり、抱きしめる代わりとして愛情を伝えてくれているのです。

 

愛犬の愛情表現に答えてあげるため、愛犬に愛しているという思いを伝えるために、ぜひ飼い主にもたれかかる愛犬をギュッと抱きしめてあげるようにしましょう。抱きしめてあげるだけで、犬はとても幸せな気持ちになります。愛犬が好きならば、大好きな愛犬を愛しいと感じたら、言葉に出して「愛している」と伝えてあげてもいいかもしれませんね。

犬は人をよく見てる!犬が真似する人の仕草や行動5選

犬は観察力がある

犬は周りの状況や人の表情、他の犬の様子などをよく観察します。元々祖先が群れでの生活をしていたこともあり、コミュニケーション能力や観察力はとても優れています。争いが起きそうなときは敵意がないということをアピールしたり、怪我をしている仲間がいると気遣ったりということもできます。

 

真似をして学習する

犬は言葉を話せません。そのため行動を見て覚えます。自分よりも経験豊富な犬の真似をすることで生き残る確率が高くなるためです。

 

犬は生後1ヶ月ではっきり目が見えるようになったり、耳が聞こえるようになったりします。そして生後1ヶ月以降からは兄弟犬や親犬の行動を見て、たくさんのことを学びます。

 

例えば母犬に噛みついて叱られたり、他の犬が遊んでほしいときにやる行動を真似したりいろいろことを真似します。主に母犬の真似をして犬同士の付き合い方や人間との接し方などを学ぶことになります。

 

飼い主の行動を真似をする

犬は群れで生活していた頃の名残で、自分よりも経験豊富な年長者や親の行動を真似します。現代の犬にとっての年長者や親は飼い主さんです。自分がよりよく生活するために飼い主さんの行動を真似するようになります。

 

そして飼い犬の多くは自分が飼い主さんのマネをしたら、飼い主さんが喜んだり、感動したりすることを理解していきます。飼い主さんが笑ってるときには一緒にはしゃいだり、悲しんでいるときには寄り添ったり、犬が飼い主さんに共感しているような反応をすると嬉しいですよね。

 

それを褒めてあげると犬はこの行動が良いことだと学び、次も行うようになります。犬にとって飼い主さんに褒められることは最も嬉しいことのひとつです。飼い主さんの声や表情から飼い主さんが喜んだりしていることを理解すると犬も嬉しいのです。犬が飼い主さんの真似をするのはそういう理由があります。

 

犬が真似する5つの仕草や行動

あくびをする犬

 

1.あくび

飼い主さんがあくびをした少し後に犬があくびをする、というのを見たことはありませんか?人間同士でも「あくびがうつる」というのはありますよね。あくびがうつるのは真似しようと意識しているのではなく自然とそうなってしまうようです。あくびがうつる現象は犬が飼い主さんに共感しているときに起こるものなので、犬の飼い主さんに対する愛情が強く、絆が深まっている証拠だと言われています。

 

2.笑顔

犬の笑顔は口角を少しあげて目を細めているような状態を言います。人間の笑顔よりは控えめかもしれませんね。犬の顔の筋肉のつくりは人間とは違うので、人間と同じような笑顔とはいきません。でも見ていると笑っているのがわかるので不思議ですね。飼い主さんに褒められたりすると笑顔のような表情をする犬が多いです。飼い主さんが頻繁に笑う場合は犬も表情を真似て笑顔のような表情を作ることがあります。

 

3.ハイハイ

人間から見るとハイハイは犬にとってはほふく前進というところでしょうか。これも犬が真似をしやすい行動のひとつです。赤ちゃんがハイハイしている横で犬も同じようにハイハイをしている動画などもあります。

 

真似をすると飼い主さんが喜んでくれるのもありますが、赤ちゃんを応援したり、赤ちゃんに自分の真似をさせようとしているという意味もあります。赤ちゃんに教えるというものは、例えば階段を上り下りしたりするのも見せるように何回もやることがあります。犬にとっても赤ちゃんはお世話してあげたくなる存在なのかもしれません。

 

4.相づちを打つ

家族同士で話していたり、外で人と話しているときにすっと側にきて頷いたり、首を傾げたりすることがあります。もちろん言葉を完全に理解しているわけではありませんが、言葉のトーンや飼い主さんの雰囲気でポジティブなものかネガティブなものかを判断しています。

 

飼い主さんや他の人達が楽しそうに話していると犬もその輪の中に入りたくて、相づちを打つ真似をします。飼い主さんがよく相づちを打つ方だと犬も真似しやすいようです。本当に理解しているのかどうかは別として、犬が頑張って話を聞いてくれるのは嬉しいですよね。

 

5.同じ体勢で寝る

飼い主さんと一緒にお昼寝をしたりする犬の場合、飼い主さんと似たような体勢で寝ているときがあります。自然とそうなることも多いのですが、飼い主さんの真似をして寝ることで安心感を得ているのかもしれません。飼い主さんの真似をして枕を使ったり、自分で布団をかぶったりする犬もいます。

 

まとめ

犬とタッチ

 

犬は真似をして学習していく生き物です。真似をする対象は群れの中で自分よりも経験が豊富な年長者や親です。人間に飼われている犬は飼い主さんの真似をすることが多く、あくびをしたり、同じ体勢で寝たり、いろいろなことを真似ます。飼い主さんと同じような行動をとることで安心したり、よりよく暮らせるようにしたりしているのです。犬が真似をしてくるのは飼い主さんのことを愛していて、絆がある証拠です。

可愛くてつい…。犬の飼い主がやりがちなNGな甘やかし行為3つ

飼い主がやりがちなNGな甘やかし行為①「人間の食べ物を与える」

手で食べさせてもらっている犬

 

これは最もやりがちなNGな甘やかし行為でしょう。食事をしている時、“ちょうだい?”と甘えてくる愛犬の姿に、つい人間の食べ物を与えてしまっているのではないでしょうか。ちょっとだけなら、という甘い考えが、愛犬を苦しめてしまうかもしれません。

 

近所に住む、菓子パンが大好きなラブラドールのJくん。飼い主さんの朝ごはんである菓子パンを毎日おすそ分けしてしてもらっていました。その結果、肥満になり、検査のために何度も身体に針を刺され、大好きなごはんも減らされ、重い身体で運動し、皮膚病まで発症してしまいました。“ちょっとだけ”の甘やかしも、習慣化してしまうと恐ろしいものです。

 

飼い主がやりがちなNGな甘やかし行為②「抱っこの要求に応える」

抱っこされている柴犬

 

これは、私の実体験です。愛犬のポメラニアンの女の子は、お散歩は大好きなのですが、自分自身で歩くことはあまり好きではありません。朝と夕、30分ずつお散歩をします。しかし、以前は10分ほどしか歩いていませんでした。20分は私が抱っこして歩いていたんです。疲れると“抱っこして〜”と甘えてくるので、その要求にいつも応えていました。

 

その結果、健康診断で肥満だと診断されてしまいました。獣医さんが推奨する体重よりも1kgオーバーしていたんです。犬にとっての1kgは人間の10kgだ、と聞いたことがあります。見た目にはわかりませんでしたが、お腹の周りには皮下脂肪がたっぷり。問診によって、食生活には全く問題はない、運動不足だ、と言われてしまいました。抱っこなしのお散歩を頑張り、体重も減り、獣医さんにも褒めていただきました。重篤な病気を発症する前に改善できて本当に良かったです。

 

飼い主がやりがちなNGな甘やかし行為③「しつけをしない」

濡れたカーペットと子犬

 

愛犬が粗相をしてしまった時、叱ってあげていますか?怒鳴ることや叩くことが叱るということではありません。トイレの場所をしっかり教えてあげること、この場所で排泄をしてはいけないことを教えてあげること、それがしつけです。「ここでおしっこしちゃダメっ!」と大声で叫んでいませんか?「またやっちゃったの〜?」と叱ることなく後始末をしていませんか?それではいつまで経ってもトイレトレーニングは終了しません。

 

“どうせ叱られないも〜ん”と飼い主さんを見下し、あちこちで粗相してしまうかもしれません。しつけが甘く、トイレの仕方を上手く理解することができていない可能性もあります。トイレトレーニングだけではなく、しつけは愛犬のために行うものです。そして、飼い主さんや家族が快適に暮らすためです。しつけをせずに甘やかしていると、愛犬の生活環境が悪化してしまうかもしれません。

 

まとめ

女性に抱っこされているポメラニアン

 

これは今すぐにやめた方が良い!と私が感じる「飼い主がやりがちなNGな甘やかし行為」を3つご紹介しました。愛犬のわがままやイタズラや無駄吠えなどでお悩みの飼い主さん。もしかすると、あなたのNGな甘やかし行為が原因かもしれません。