早朝に起きて吠える犬 夜眠る時間を遅くする工夫を

子犬や若い犬が早朝に起きて吠え始めるというのはよくある相談のひとつです。犬は薄明薄暮性といって薄暗い時間帯に活動性が高まる動物です。野生下であれば早朝や夕暮れ時に狩りに出かけるのが正常な行動であり、朝夕の散歩はそんな犬にとって良い習慣と言えます。ただし人は本来明るい時間帯に活動する動物なので、まだ薄暗い時間帯に起こされるのは好ましいことではありません。

特に子犬の間は1日の中で何度も「寝る→起きる→排泄→遊ぶ→食べる→寝る」を繰り返します。成長とともにこのサイクルは少しずつ長くなって、我々人間と合ってきますが、しばらくは多少の早起きは覚悟してください。特に早朝子犬がクンクン言う場合、オシッコやお腹が空いたなど生理的欲求のサインの可能性があります。これを無視するとだんだん大声で吠えるようになります。夜中や早朝に大声で吠えだすと近隣への迷惑となるため無視するわけにもいかず、大声で吠えたタイミングでケージから出すと、吠えをさらに強化してしまいます。子犬が起きてクンクン言い始めた時は、大声で吠えだす前にケージから出してトイレに誘導しましょう。

そしてできるだけ子犬が朝起きる時間が遅くなるように工夫しましょう。あなたが夜更かしした次の日にはいつもよりゆっくり寝たいと思うように、子犬も夜眠る時間を遅くすれば次の日に起きて騒ぎ始める時間を遅らせることができます。ほとんどの子犬は飼い主が眠る前から寝てしまいますが、そのままにしておくと夜中や早朝に起きて吠え始めてしまうことになります。したがってあなたが眠る少し前に一度眠っている子犬を起こしましょう。ちょっとかわいそうな気もしますが、子犬はあなたと違って昼間もゆっくり寝ることが許されます。ひっぱりっこのおもちゃなどでしっかり遊び、一旦しっかり目を覚ませてしまいます。子犬が十分遊び疲れてから、排泄を済ませてケージに入れると子犬の睡眠サイクルをずらすことができます。